【MIZUBASHO Artist Series×Party】
簡単なのにおしゃれに自宅が映えるパーティーレッスン
一般社団法人アニヴァーサリープランナー協会 辰元草子さん
子どもや大切な人との記念日を、「おしゃれでインスタ映えするパーティーで祝いたい」というママたちは多いでしょう。でもなかなか部屋の飾りつけや、パーティーメニューも自分で考えたものはパッとしなくて。
そんな悩みを解決してくれるのが、パーティープロデューサーの辰元草子さんです。草子さんが手がけるパーティーは、市販のアイテムを使ってちょっとした工夫をするだけで、まるで自分のお家に魔法がかかったよう!
いつもの部屋は華やかで楽しいパーティー会場になり、テーブルの上も写真映えするメニューが並びます。
「記念日を思い出に残るものに」との温かい思いから始まった草子さんのパーティーレッスンは、おうち時間が増えた今、大切な人とのお祝いにぴったりですね。
今回は『MIZUBASHO Artist Series』がさらに楽しめるおしゃれパーティーを、簡単なテクニックで演出するコツをレッスンしていただきました。
お家で開くホームパーティのデコレーションを紹介します。
まず、最初にしていただくことは「テーマカラー」を決めること。
今日のコンセプトはMIZUBASHO Artist Seriesに合わせるパーティーですので、MIZUBASHO Artist Seriesを表すグリーンをテーマカラーに、白と華やかに見えるゴールドを差し色にしたパーティデコレーションにしてみました。
Pointテーマカラーを決める
【Lesson1 ペーパーファンを作る】
〜ペーパーファンを作る〜
人気のペーパーファンというアイテムを使ったデコレーションを紹介します。
1.円になるように360度広げる
ペーパーファンは、ジャバラになった状態で売っていますので、これを360度開いて丸い円にしてください。
2.後ろ側を付属のクリップで留める
付属でクリップが付いていますので、後ろから留めていただきます。そうすると開いた形が固定されて円になります。
3.紐をペーパーファンに通して先端を結ぶ
飾るときは上から吊るすことが多いと思うので、透明なテグスなどを使っていただくと楽かなと思います。ペーパーファンの上部に紐を通し結んでいただきます。
4.養生テープ等でH型に留める
結んだ部分をまずテープで一枚留めます。長時間飾る場合、ある程度重さがあると落ちやすくなってしまいますので、さらに固定するときには縦の力を加えるため、先ほど貼ったテープの端を留めるように「H」文字を描くようにテープを貼ります。
こうしますと丈夫になりますので、ちょっと重いペーパーファンを飾っても落ちないようになります。
Point 横に留めたテープの両端を縦方向に留める
〜窓枠にペーパーファンをデコレーションする〜
数が限られたペーパーファンだけでも華やかに見えるように窓枠の半分を使ったL字のデコレーションをご紹介します。
1.大きいものをポイントとなる端に配置する
まず一番大きいペーパーファンを角のところにひとつ配置します。さらに大きいものをふたつ、先ほどのペーパーファンを中心にL字に配置します。
2.小さいものはその間を埋めるように配置する
小さいものは間を埋めていくように貼っていくと、とても簡単に出来ます。
なるべく色とか柄とかそういうものを重ならないようにすると、全体的な見た感じもとても素敵に決まると思いますので、ぜひ試してみてください。
Point 色や柄は重ならないように配置する
【Lesson2 スパークリングに合うフードデコレーション】
〜前菜チーズプラッター〜
フローラルスパークリングにぴったりなフードデコレーションを紹介します。
チーズプラッターの作り方をご説明します。
【用意するもの】お好きなフルーツ、チーズ、ハム類、ナッツ、オリーブ、エディブルフラワー
今回のフルーツは、ざくろとキウイ、シャインマスカットをご用意しています。お皿は自由です。なんでも好きなものを使ってみてください。
1.面積の大きい食材から場所を決める。全体の4分の1にあたる場所に配置。
食材の中でも面積の大きいものから場所を決めていきます。
お皿の全体の面積を4分の1に分けた一角にチーズを置きます。
2.ハム類は4つに折って立体感を出す
次に面積の大きいハムを配置していきましょう。
サラミのように薄いものは、一枚ずつ置くとのっぺりしてしまいますので、4つに折ります。立体的にみせるというのが、食事を美味しく、しかも華やかに見せるコツになります。
3.キウイを飾り切りする。フルーツを飾る。
キウイの簡単な飾り切りをご説明します。皮の上から、ジグザグと斜めに包丁の先端を入れます。
はじめに斜めのカットをいれたら、今度はジグザグになるように斜めに角度をつけて、包丁を真ん中まで差し込みます。
これの繰り返しなんですけれども。ポイントは真ん中までしっかり包丁を入れるということですね。
最後は、最初の線と繋がるように合わせてください。割って飾りつけましょう。
Point 真ん中までしっかりと包丁を入れる
そして、小房に分けたマスカットや半分に割ったざくろをあちこちに配置していきます。ちょっとずつ埋まってきましたよね。
ここまできたら、今度は細かいアイテムにいきます。
4.隙間を埋めるように細かい食材を配置する
例えばナッツだったら空いてるスペースにざくざくと置きます。
オリーブやチェダーチーズは、ちょっと色味が欲しいところにチェダーチーズを入れようかなという感じで、絵を書くようにどんどん埋めていきましょう。
5.最後にエディブルフラワーを飾る
さらに華やかにみせるアイテムとしてエディブルフラワーを並べた食材の上に飾っていきます。
花のデコレーションに入ってくると、一気におもてなし感がアップする特別なアイテムだと思います。
フローラルスパークリングの乾杯のおつまみとしても、ウェルカムフードとしてもおすすめです。ぜひ作ってみてください。
【Lesson3 スティル酒に合うフードデコレーション】
~チキンの丸焼き~
次はスティル酒に合わせるメイン料理を紹介します。
【用意するもの】チキンの丸焼き、ベイクドポテト、グリーン類、エディブルフラワー
チキンの丸焼き、ベイクドポテト、あとはグリーン類、エディブルフラワーですね。そして大皿をひとつご用意ください。
〜メイン料理の盛り付け方〜
1.ベイクドポテトを配置する
まずベイクドしたじゃがいもを、チキンのスペースを空けながらいくつか置いていきます。
2.グリーン類を盛り付ける
周りのほうにクレソンをぱらぱらと外枠を埋めるように適当に配置します。
レタスのようなグリーン類を、一口食べやすい形にちぎりながら、じゃがいもがちょっと見えなくなるかなぐらいな感じで盛り付けてください。
3.チキンを上にのせる
ここで初めてチキンを上にのせたいと思います。
4.最後にエディブルフラワーを飾る
エディブルフラワーをさらに、グリーンの上にお花が咲いているように飾り付けていくと出来上がりです。
ロティサリーチキンとベイクドポテトのサラダリース仕立てです。
【Lesson4 デザート酒に合うフードデコレーション】
~ネイキッドケーキ~
デザート酒に合わせたデコレーションケーキを紹介します。
作るのはネイキッドケーキというおしゃれなケーキになります。作っていきましょう。
【用意するもの】スポンジケーキ、ベリー類、ハーブ、ホイップクリーム
今日用意したのは、市販のケーキスポンジに苺やベリー類、ハーブ、そして同じく市販の泡だててあるクリームです。
1.スポンジにホイップクリームを薄く塗る
クリームをスポンジの上に絞り出し、薄く塗ります。お家にあるナイフとかで簡単にできてしまいます。特別な道具は一切必要ありません。
2.カットしたフルーツを並べる
カットしたフルーツを並べていきます。ショートケーキの要領ですね。
苺の高さはなるべく厚みを合わせると仕上がりが綺麗になります。
これで一段目が完成しました。
Point 間に挟むフルーツの厚さは均等にする
3.フルーツを挟むようにホイップクリームを塗る
さらにフルーツの上にクリームを絞り、ここでもナイフを使って薄く伸ばしていきます。
4.スポンジを重ねる
出来ましたら次の2段目のスポンジをのせます。
5.この工程を4枚分繰り返す
これを繰り返し、スポンジケーキが4段重なりました。
6.上にクリームを乗せ、余ったものを側面に塗る
トップのところにクリームを絞り、ナイフで広げて表面を埋め尽くします。トップにたっぷり塗った、余ったものを横に塗っていきます。
ケーキがぐらぐら揺れて手をつくと汚れてしまうため、そういう時は竹串を1本刺して作業してください。とても塗りやすくなります。
Point 塗りやすくするため竹串を刺しておく
ちょっとクリームの間からわざとスポンジを透かして見せるというのが、このネイキッドケーキの特徴となります。
7.飾り付けをする
あとは飾り付けになっていきます。
フルーツの配置は、あえて余白を残して端っこに沿わせるのが、ちょっと大人っぽいケーキに見えるかなと思います。
また統一感がとれるようにヘタ付きのまま置いてあります。
MIZUBASHO Artist Seriesに合わせて用意したテーブルが完成しました。
いかがでしょうか。
ぜひみなさまのホームパーティにお役立てください。
【MIZUBASHO 公認ミューズ プロフィール紹介】
辰元草子
パーティプロデューサー
一般社団法人日本アニヴァーサリープランナー協会代表理事
広告コンサルティング会社勤務、結婚、出産を経て、記念日を企画プロデュースする「記念日を思い出に残るものに」をコンセプトに数々のキッズパーティーをプロデュースする「SOCO’S ANNIVERSARY(ソーコズ・アニヴァーサリー)」設立。
ママの目線に立ったキッズパーティーが評判を呼び、簡単でセンスのよいキッズパーティーレッスンは、ママたちの支持を集めている。
店舗プロデュース、コンサルティング、セミナー講師、商品開発、レシピ提案、イベントディスプレイなど幅広く手がけるほか、TV、新聞、女性誌などメディアにも多数掲載。