【MIZUBASHO Artist Series×Soyfood】
ソイフードマイスター協会代表
池上紗織
(インタビュアー)
永井酒造株式会社
マダム&ディレクター
永井松美
美肌、アンチエイジング、更年期障害の予防と改善、さらにやる気までサポートしてくれる、そんなスーパーフードをご存知ですか?
それは大豆です。
こんなに身近にあるのに、女性の心にも身体にも嬉しいスーパーフード、大豆の素晴らしさを教えてくれているのが、今回レッスンしていただいたソイフードマイスター協会代表 池上紗織さんです。
MIZUBASHO Artist Seriesに合わせたソイフードレッスンで、美味しくきれいに、健康になりましょう!
後半には、永井酒造株式会社マダム&ディレクター永井松美が、試食&レポートしています。
【MIZUBASHO Artist Series&ソイフードレッスン】
■スパイシーソイボウル
材料(15個分)
豚ひき肉 160g
れんこん 50g
水煮大豆 45g
油あげ 20g(1/2枚程度)
長ネギ 15g(8~10センチ程度)
かつお節 3g(ふわっとカップ1杯分程度)
酒 小さじ2
塩 小さじ1/2
粗びき黒胡椒 小さじ1と1/2(お好みで)
これからフローラルスパークリングに合わせて、スパイシーソイボールを作ります。
1 レンコンは粗みじん切りして数分水にさらしてから水気を取る。油あげと長ネギはみじん切りにしておく。
2 黒胡椒以外の材料をすべてボウルに入れて、肉の粘り気がでるまでしっかり混ぜあわせる。
胡椒はお好みの量なので、最後に混ぜるようにしましょう。お肉の粘り気が出るまでしっかり混ぜてください。
3 黒胡椒をお好みの量加える。(小さじ1と1/2加えています)
4 1口大に丸める
混ぜたものを1口大に丸めます。重さでいうと1個15gくらいなのですが、ひと口で食べられる大きさに丸めていきましょう。
Point 大豆は中に押し込んでおく
大豆が周りにくっついていると揚げている間に取れてしまうので、表面にあるものは中に押し込むようにしましょう。
5 160~170度の低めの揚げ油で3分揚げる
それでは、スパイシーソイボールを揚げていきます。揚げるときは、170度くらい、あまり熱すぎないようにしましょう。高温だとボールが小さく固くなってしまうので、少し低めの温度で3分くらいじっくり揚げるようにしましょう。
レンコンのシャキシャキと水煮大豆のほくほくと、胡椒たっぷり効かせているのでお酒のおつまみにもぴったりです
■高野豆腐タコミート
材料(2人分)
高野豆腐(乾燥) 40g
たまねぎ 60g(中サイズ1/2個)
にんじん 60g(中サイズ1/3本)
生姜 大さじ1
炒め油 大さじ1
タコシーズニング 20~30g(お好みで)
水 200ml
これから、スティル酒に合わせて高野豆腐でタコスを作ります。
1 生姜、玉ねぎ、にんじんを、みじん切りにする
2 高野豆腐は水に戻して柔らかくしてから軽く絞る。フードプロセッサーで、そぼろサイズまで細かくする
高野豆腐は乾燥した状態で売られているので、水に戻して柔らかくします。そして軽く絞ってフードプロセッサーにかけます。
Point 回しすぎて粉状にならないように注意
フードプロセッサーにかけすぎてしまうと粉みたいになってしまうので、そぼろとして丁度いい程度で止めてください。
3 フライパンに油をひき、生姜を入れ香りが立つまで炒める。次に玉ねぎとにんじんを加え、しんなりするまで炒める。最後に高野豆腐を入れてさらに炒める
フライパンに油と生姜を入れて、香りが立つまで炒めていきましょう。次に玉ねぎとにんじんを炒めます。お野菜の甘味を出していきましょう。
Point 高野豆腐だけでは味が濃くなりすぎるので野菜を加える
高野豆腐だけだとシーズニングがしょっぱく感じてしまいます。なので、高野豆腐ミンチでタコスを作る場合は、こういう風に野菜を加えて、野菜の甘味も一緒に味わうようにしましょう。
このように野菜が炒まってきたら、高野豆腐のミンチを入れます。
4 炒めた中にタコシーズニングと水を加えてよく混ぜあわせ、弱火~中火で水分が飛ぶまで煮詰める
こちらがタコシーズニングです。シーズニングをいれたら水を加えます。水は加えすぎないようにしてください。ひたひたになる程度に加えましょう。あとは少し火を弱めて水分が飛ぶまで煮詰めていったらタコミートの完成です。
5 レタス巻、タコシェル、タコライスなどお好みのもので盛り付ける
これはお好みになりますが、今日はレタスを。タコミートをたっぷりと乗せます。辛いのがお好きな方はここに辛めのソースをかけてください。
完成です。
■お豆腐スイーツ
材料(3~4人分)
絹ごし豆腐 200g
レモン汁 大さじ1
コンデンスミルク 大さじ1
グラノーラ お好みで
ジャム お好みで
トッピング用フルーツ お好みで
デザート酒 お好みで
これからデザート酒に合わせてお豆腐スイーツを作ります。
1 お豆腐は軽く水気を切ってから、ミキサーにかけてつやが出るまでトロトロにする
絹ごし豆腐はしっかりと水を切ります。この絹ごし豆腐をハンドブレンダーでしっかりと混ぜ合わせていきます。
2 レモン汁を加えてよく混ぜてから、コンデンスミルクで甘みを加える
ここにレモンを加えます。レモンをたっぷりと加えていきます。
そして甘味付けは、意外かもしれませんが練乳を入れます。これでベースは出来上がりです。
3 ②の1/3量をジャムと混ぜて色と味をつける。(いちごジャム、ブルーベリージャムなど、お好みのものを)
ブルーベリージャムのところに先ほどの豆腐を入れて混ぜます。
4 ガラスカップに、グラノーラ、プレーン豆腐、ジャム豆腐を順に入れて最後にジャムとフルーツをトッピングする
詰めていくだけです。まずは底の部分にお好みのグラノーラを入れてください。プレーンヨーグルトのような豆腐をいれ、ジャムを混ぜた豆腐を乗せます。次にお好みの果物を乗せていきます。
5 お好みでデザート酒をかける
スポンジケーキを乗せ、ここにお酒をかけて染み込ませて食べるのも
以上で完成です。
【MIZUBASHO Artist Series×ソイフードを試食&レポート】
M:乾杯!ありがとうございます!
S:乾杯!
フローラルスパークリング×スパイシーソイボール
S:フローラルスパークリングに合わせて、スパイシーソイボールを作りました。お召し上がりください。
M:これから夏が来るので、スパイスが効いていて、スパークリングと合わせてテラスで食べたい一品です。
S:味付けは鰹節が入っていて、それが重要なのですが。鰹節と大豆は味の相性が良くて、入れると引き締まるというか、まとまりが良くなります。
M:これなら大豆嫌いな子でも食べられると思います。
スティル酒×高野豆腐タコミート
S:スティル酒に合わせて、高野豆腐でタコスを作りました。
高野豆腐は煮物のイメージが強いと思いますが、こういう食べ方もあります。胃もたれせず(食べられます)。
M:面白い!これは!全然想像していなかったというか、お肉を使わないことによってすごく軽い。アーティストシリーズのスティル酒の軽やかさと合います!
ソイミートとは何が違うのですか?
S:ソイミートの方がもう少し歯応えがあって、お肉のような固さがあります。高野豆腐はそこまで歯応えはないのですが、ただ臭みは高野豆腐の方がずっと少ないので、手軽に作るのであれば高野豆腐のミンチがおすすめです。
M:市販のスパイスを使ってこれだけまろやかさが出るのはすごいと思いました。
デザート酒×お豆腐スイーツ
S:デザート酒に合わせて、お豆腐スイーツを作りました。
練乳で豆腐に甘味をつけた場合は、その後コーヒーとか抹茶とかいろんな味付けに合います。
M:お豆腐とは思えないくらい。香りはお豆腐なのですが、この酸味がポイントですね!
(デザート酒をお豆腐スイーツにかける)合いますね!酸味と甘味があるところにこのアーティストシリーズのデザート酒を入れることによって、味の化学反応が起こっていますね。
S:お野菜とお豆腐の層にしても素敵ですし。
M:イマジネーションが湧いてくるような一品でした。
ありがとうございます。
S:ありがとうございます。
【MIZUBASHO 公認ミューズ プロフィール紹介】
ソイフードマイスター協会代表
DAILY STOCK ACTION 実行委員⾧
池上紗織
姉と共に株式会社サロンドールを設立。大人の女性のための学びの場を提供。
サロンドールで着目していた「大豆料理」をよりニュートラルな立場で発信していくため、得意な料理も活かしつつ、一般社団法人日本ソイフードマイスター協会を設立、代表理事となる。現在では資格取得者がそれぞれの活躍を見せている。
また、協会から誕生した家庭備蓄推進プロジェクト「DAILY STOCK ACTION」の実行委員⾧として、楽天株式会社、マルコメ株式会社など様々な企業の協力を得ながら、家庭備蓄推進のための啓蒙活動に邁進中。
農林水産省のHPにて家庭備蓄に取り組む団体としても紹介されている。
(インタビュアー)
永井松美
永井酒造株式会社
マダム&ディレクター
米国インディアナ州政府商務部、シアトル・ワシントン州観光事務所に勤務後、13年間米国に住み、シアトルのパイクプレース・マーケットやベルタウンにてFood & Wineツアーを企画運営するシアトル・フード・ツアーズを設立。世界最大のワイン教育機関、国際資格WSETアドバンスクラスを学び、ナパやニューヨークを中心にアメリカのワイナリーVIP視察ツアー、企業視察を企画、運営。唎酒師、国際唎酒師を取得し、現在、永井酒造のマダムとして、海外統括、PR &マーケティングにも従事している。日本酒をミシュラン・レストランにトップセールスで紹介し、日本の酒文化を世界へ発信中。