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アロマ調香デザイナー

齋藤智子さん

2021.May

INTERVIEW

【アロマ×日本酒】齋藤智子インタビュー【MIZUBASHO Artist Series】

【MIZUBASHO Artist Series×Aroma】

アロマ調香デザイナー
プラスアロマ協会代表理事
齋藤智子

(インタビュアー)
永井酒造株式会社
マダム&ディレクター
永井松美

今の世の中には化学的な香りが多いのをご存知ですか?
今回は、「本物の薫りには、人の心を動かす力がある」と天然精油にこだわり調香を行う齋藤智子さんをゲストに対談いたしました。

智子さんは、制作した香りは6,000を超え、企業の五感ブランディングや、美術館、ミラノサローネ等でのアロマ空間演出など、国内外で香りのプロデュースを手掛けていらっしゃいます。

『MIZUBASHO Artist Seriesの香りの変化を楽しむアロマレッスン』では、ハーブウォーターを使った、ほんのり花の薫る日本酒のアレンジを紹介してくださいました。

インタビューでは智子さんのアロマへの想いと、『MIZUBASHO Artist Series』の印象について、永井酒造のマダム&ディレクター永井松美が伺っています。

【アロマ調香デザイナー齋藤智子インタビュー】

〜お仕事について〜

永井松美(以下、M):本日はアロマ調香デザイナー 齋藤智子さんにお越しいただいております。
智子さんがアロマに興味を持ったきっかけは何でしたか?

齋藤智子(以下、T): 父が京都出身で、お香が好きというところから香りに興味を持って。就職した会社が普通の企業だったので、その後に香りが好きだと改めて思ったことと、脳の仕組みで、香りが一瞬で気分が変わるってすごいなと。解き明かして伝えられたら面白いかもしれないと思って香りの世界に入りました。

M:アロマ調香デザイナーって非常に珍しい肩書きだと思いますが、どんなお仕事をなさっているのですか?

T:香りが好きというのが原点にあるので、香りを極めたいと思い、本物の香りを使って、お客様や空間にふさわしい香りを作る仕事をしています。

M:香り作りのこだわりはありますか?

T:香りは人によって感じ方が変わりますし、同じ人でも今日と明日では感覚が違うということがあるので、押し付けることは絶対に良くないと思っております。なので、風がふわっと抜けるように香るくらいの香りを目指しています。

M:コロナになって、うつ病の患者も増えていると聞くのですが、気分をあげたり明るくなるようなお勧めのアロマはありますか?

T:レモンやオレンジの柑橘類は気持ちが上がります。プラスアルファとして気持ちを解放してくれる香りとして柑橘の他に、お花の香りやハーブとかペパーミントでリフレッシュできると思います。

M:私たちの気分を司る脳に直接働きかけるのが嗅覚じゃないですか。このアロマの作用は大きいですよね。

T:好きか嫌いか考える前に自分が本能で感じるというのが香りなので、嗅覚をうまく使って自分を調整してコントロールするということが今求められるところかなと思います。

M:人を動かす香りの空間演出などは、どのような事にこだわりを持っていらっしゃいますか?

T:人は空間の中にある香りから逃げられないと思うんですね。やっぱり強すぎないとか、例えばホテルは、赤ちゃんからお年寄りまで男女・国籍問わずいろんな方が出入りされるので、一方的な押し付けではなくてそこの場所にぴったりな香りを作るようにしています。例えば素材とか色とか季節とか、あとはそこの企業やホテルがコンセプトをもっていらっしゃると思うので、そういったこともすべて入れて香りをご提案します。

M:今後どのような将来の夢を抱いていらっしゃいますか?

T:日本各地の蒸留所に実際に足を運んで、そこの方の想いも汲み取った香りを、日本国内だけではなく海外の方にも日本の香りを届けたいという夢があります。

M:素敵ですね!海外の人が思う日本の香りとはどのようなものがありますか?

T:柚子が一番人気があって、檜の香りを嗅ぐと安心するとか。日本には昔からある香りです。

〜アーティストシリーズについて〜

M:智子さんは日本酒を飲みますか?

T:はい!私、日本酒いただきます!

M:MIZUBASHO Artist Seriesは日常のどんな時に飲みたいと思いますか?

T:すごく軽やかに飲めるお酒だと思います。とっておきのというよりは、日常で飲めるような形が良いかなと思っています。

M:ありがとうございます。MIZUBASHO Artist Seriesを初めて飲んだ時の印象は?

T:軽いイメージで、色も淡い感じがそのままだなと思いました。

M:MIZUBASHO Artist Seriesのアロマの印象は?

T:まず思ったのが、さらさらとした感じ。アロマでいうと、例えば柑橘類の中でも甘いのではなくて、すごく爽やかな柚子とかレモンとかグレープフルーツのような。そういったものにリンクするなと思いました。

M:香りは身の回りの空間をすごく上質にしてくれる、ある意味目に見えないインテリアかなと思っていて。
MIZUBASHO Artist Seriesは、今回うちの水芭蕉ラインの中で、初めてアーティストとのコラボだったんですね。今後も私たちはこのMIZUBASHO Artist Seriesで、上質な暮らしと演出できるようなボトルでいたいなと思っております。今日はありがとうございました。

T:ありがとうございました。

【Voice of KURAMOTO】

お酒はワインの世界から見ると香りがないと言われます。花に例えるとワインは薔薇、日本酒はソメイヨシノですよと僕はお話しします。いろんな料理の中で、香りを穏やかにしながら伝えていく。尾瀬のキラキラした水源地に咲く水芭蕉の花みたいな。優しい香りをイメージしてアーティストシリーズを作りました。

【MIZUBASHO 公認ミューズ プロフィール紹介】

アロマ調香デザイナー
プラスアロマ協会代表理事
齋藤智子

京都で10代続く家に生まれ、「本物の薫りには、人の心を動かす力がある」を軸に天然精油にこだわり調香を行う。
制作した香りは6,000を超える。企業の五感ブランディングや、美術館、ミラノサローネ等でのアロマ空間演出など、国内外で香りのプロデュースを手掛けるアロマブレンドの第一人者。
目に見えるものの奥、言葉の奥を読み取り、情景、空気感までを香りで表現する方法は他に類をみない。
近年はビジネスパーソンに向けたアロマライフスタイルの提案、全国の蒸留所や農家との連携、サイエンスの側面を持つ香りの研究開発など幅広い活動を行う。
著書:アロマ調香デザインの教科書(BABジャパン出版)

(インタビュアー)
永井松美
永井酒造株式会社
マダム&ディレクター

米国インディアナ州政府商務部、シアトル・ワシントン州観光事務所に勤務後、13年間米国に住み、シアトルのパイクプレース・マーケットやベルタウンにてFood & Wineツアーを企画運営するシアトル・フード・ツアーズを設立。世界最大のワイン教育機関、国際資格WSETアドバンスクラスを学び、ナパやニューヨークを中心にアメリカのワイナリーVIP視察ツアー、企業視察を企画、運営。唎酒師、国際唎酒師を取得し、現在、永井酒造のマダムとして、海外統括、PR &マーケティングにも従事している。日本酒をミシュラン・レストランにトップセールスで紹介し、日本の酒文化を世界へ発信中。

撮影協力:ノーガホテル 秋葉原 東京 |NOHGA HOTEL AKIHABARA TOKYO

https://nohgahotel.com/akihabara/