Artist Series × Artist Series × Aroma

アロマ調香デザイナー

齋藤智子さん

2021.May

LESSON

MIZUBASHO Artist Seriesの香りの変化を楽しむアロマレッスン

【MIZUBASHO Artist Series×Aroma】

MIZUBASHO Artist Seriesの香りの変化を楽しむアロマレッスン
アロマ調香デザイナー 齋藤智子

(インタビュアー)
永井酒造株式会社
マダム&ディレクター
永井松美

近年女性に人気のアロマオイル。
香りは記憶装置とも言われ、その時々の思い出とともに脳内に記録されます。

ふたたび香りを嗅ぐことで、友人や家族と楽しいお酒をいただいた思い出がふっとよみがえる、そんなお酒があったら素敵だと思いませんか?

今回のレッスン講師は、「本物の薫りには、人の心を動かす力がある」と天然精油にこだわるアロマ調香デザイナー齋藤智子さんです。アロマオイルを作る際に採れるハーブウォーターをMIZUBASHO Artist Seriesに合わせた、ふわっと薫るお酒を紹介していただいています。
あまり一般的に知られていない精油の作り方も教えてくださいました。
ぜひ、薫るお酒を楽しんでみてください。

【MIZUBASHO Artist Series&ハーブウォーターレッスン】

こんにちは。一般社団法人プラスアロマ協会代表理事 齋藤智子と申します。
みなさんアロマセラピーに使われる精油をご存知でしょうか?精油というのは実は植物から抽出した、一滴一滴に香りが詰まった芳香成分なんですね。その様子はお店で売っているものだとなかなかわからないので、ぜひそこからご覧いただければと思って蒸留器をご用意しました。

『精油の作り方』

蒸留器の中に入っているのはローズ、薔薇です。蒸留器の下の水が沸騰して段々と蒸気が出てきます。となりの装置には水が循環していて、薔薇を通った蒸気が水により冷やされ液体となり、下にポタポタと出てきます。これが精油です。そしてその下にハーブウォーターという香りのお水が出てきます。
蒸留で採れたハーブウォーターでお酒とのペアリングをしてみる体験は、これまでなかったものですから、それをご提案してみたいと思いまして、今回いろいろとご用意しています。

Lesson1 スパークリングに合う香り

MIZUBASHO Artist Seriesフローラルスパークリングに合わせて、楽しんでいただきたいと思うのが、柑橘類です。ハーブウォーターをお酒の中に数滴垂らしてみます。ハーブウォーターの部分は、香りの詰まったお水と考えていただければ良いと思います。香りを楽しんでください。

Lesson2 スティル酒に合う香り

次にスティル酒と合わせるのは、先ほどから蒸留しているローズを合わせてみてはいかがかなと思いまして。
ローズの場合は100本で1滴といわれるほど精油が採れないのです。アロマは普通飲んではいけないと言われていますが、ウォーターの方だけを使いますのでご安心ください。

Lesson3 デザート酒に合う香り

最後にデザート酒に合わせていくものとしては、苺を合わせてみたいと思います。すごく甘くて美味しい香りが採れ、このお酒にぴったりだと思いますので、こちらを合わせていきたいと思います。

【MIZUBASHO Artist Series×アロマを試食&レポート】

齋藤智子(以下、T):MIZUBASHO Artist Seriesにハーブウォーターをプラスし、ペアリングをして楽しんでいただきたいと思います。

フローラルスパークリング×柑橘系のハーブウォーター

まずは、フローラルスパークリング、こちらはふわっと柔らかい微炭酸がすごく美味しいのですが、そこに軽やかな印象の柑橘をプラスしてみてはいかがかなと思います。

永井松美(以下、M):(香りを嗅いで)面白い!お酒が変身してしまったような!

T:なんですけど、飲んでみると意外とあれっという感じを受けるかもしれないです。

M:元々フローラルスパークリングが、“フローラル“と名前をつけているだけあって、ホワイトフラワーをイメージして作ったお酒なんですけど、こういう柑橘系もいけますね!

T:そうですね。ハーブウォーターは味が付いているわけではなく香りだけなんです。香りの入った芳香蒸留水なので、味はそんなに変化がなく、香りだけがふわっとプラスされるんではないかと思います。

M:これからの季節、初夏とか夏に、プールサイドで飲みたくなるような泡に大変身しました。

スティル酒×薔薇のハーブウォーター

T:2つ目、スティル酒に合わせていく香りは薔薇になります。女性に向けたアーティストシリーズということもあって、今回ピンクとか柔らかい香りのものを選んでみました。

M:ゲヴェルツというワインの品種があるんですけど、華やかなお花の香りがするもので本当に大好きなんですけど、あれにちょっと近づいたような香りになりました。

T:お味はどうでしょうか?

M:ローズのフレイバーと共にスティル酒が若干変化したような感じがします。本当華やかで、女子会に良い楽しい香りです。

スティル酒×黒もじのハーブウォーター

T:(スティル酒に)もうひとつ薔薇以外のお勧めとして、黒もじという日本の木の香りをお試しいただければと思います。すごく芳醇な甘い柔らかい柑橘の香りがする木なんです。

M:上品で気品がある香りで、スティル酒の気軽におしゃれに楽しむ日本酒が一歩上になったようです。

T:黒もじはお茶菓子をいただく時の高級な爪楊枝で、それこそ千利休の時代から使われている日本の木なのです。その香りを入れたものを楽しんでいただければ。

デザート酒×苺のハーブウォーター

T:最後にデザート酒に合わせていきたい香りは苺です。

M:これは本当にフレーバーを邪魔しないですね。香り付けに入れるリキュールってあるじゃないですか。
お酒の味をぐっとまったく別物にしてしまうので。このくらい優しい感じだと、味はそのままで香りの変化を楽しむ遊びができるような感じがします。

T:元々美味しいお酒ですけども、ハーブウォーターを使うことで季節に合わせて少し印象を変えるとかテーマに合わせて変えるとか、そういった楽しみ方ができるかなと思います。

【MIZUBASHO 公認ミューズ プロフィール紹介】

アロマ調香デザイナー
プラスアロマ協会代表理事
齋藤智子

京都で10代続く家に生まれ、「本物の薫りには、人の心を動かす力がある」を軸に天然精油にこだわり調香を行う。
制作した香りは6,000を超える。企業の五感ブランディングや、美術館、ミラノサローネ等でのアロマ空間演出など、国内外で香りのプロデュースを手掛けるアロマブレンドの第一人者。
目に見えるものの奥、言葉の奥を読み取り、情景、空気感までを香りで表現する方法は他に類をみない。
近年はビジネスパーソンに向けたアロマライフスタイルの提案、全国の蒸留所や農家との連携、サイエンスの側面を持つ香りの研究開発など幅広い活動を行う。
著書:アロマ調香デザインの教科書(BABジャパン出版)

(インタビュアー)
永井松美
永井酒造株式会社
マダム&ディレクター

米国インディアナ州政府商務部、シアトル・ワシントン州観光事務所に勤務後、13年間米国に住み、シアトルのパイクプレース・マーケットやベルタウンにてFood & Wineツアーを企画運営するシアトル・フード・ツアーズを設立。世界最大のワイン教育機関、国際資格WSETアドバンスクラスを学び、ナパやニューヨークを中心にアメリカのワイナリーVIP視察ツアー、企業視察を企画、運営。唎酒師、国際唎酒師を取得し、現在、永井酒造のマダムとして、海外統括、PR &マーケティングにも従事している。日本酒をミシュラン・レストランにトップセールスで紹介し、日本の酒文化を世界へ発信中。

撮影協力:ノーガホテル 秋葉原 東京 | NOHGA HOTEL AKIHABARA TOKYO

https://nohgahotel.com/akihabara/