Artist Series × Flower

【MIZUBASHO Artist Series×Frower Art】

フラワーアーティスト
食空間コーディネーター
宮平亜矢子さん

MIZUBASHO Artist Seriesを持ち寄って、わいわい気の合う仲間で女子会。その時あなたが、花でデコレーションされたおしゃれなバスケットを手土産に現れたら?場が一気に華やぎ、いつもの女子会がパーティー会場へと変身します。今回はフラワーアーティストであり、食空間コーディネーターの宮平亜矢子さんに、MIZUBASHO Artist Seriesに合わせたフラワーアートのレッスンをしていただきました。

レッスンでは、プチブーケがかわいいフローラルスパークリング入り手土産バスケットと、スティル酒の瓶が一層おしゃれに映えるボトルネックフラワー、そしてエディブルフラワーとハーブを使ったデザート酒のハーブカクテルを教えていただきます。
花の魔力を使って、いつメンの女子会を小洒落たパーティーに変えてしまいましょう。

【フラワーアートをパーティーの手土産に】

最初にフローラルスパークリングにあわせて、プチブーケをプラスした手土産バスケットを作っていきたいと思います。
カゴはうちにあるバスケットで大丈夫です。
大体大きさが30センチくらいあると、にぎやかなバスケットになると思います。

〜材料〜
バスケット
お花
麻ひも
新聞紙
ランチョンマット
チーズ
クラッカーやお好みのフード

〜Lesson1 プチブーケの作り方〜

プチブーケのコツを説明いたします。
花の作りが立体的なお花(バラ、トルコ桔梗など)、平面的なお花(ガーベラ、向日葵など)を用意します。季節の花なども入れると良いと思います。葉物も準備してください。

〜準備する花〜
立体的な花(バラ、トルコ桔梗など)
平面的な花(ガーベラ、向日葵など)
季節を感じる花や個性的な花(スイトピー、グロリオサ)
葉物などお好みの草花を選ぶ。

1 花の整理。節部分で切り、花を細分化し葉っぱをとる
まず、ブーケを作るときに一番大切なのは、お花の整理です。

Point お花の整理が大切

枝分かれしている節の部分で、なるべく花を細分化していくように切り、そして茎に残った葉っぱをしっかりと取っていきます。
ユーカリも節の部分で切り分けていきます。

Point 大きな葉物や枝分かれしている葉物の場合は節の部分で切り分けて、小さなパーツを作ると束ねやすい

2 花を束ねる。立体的な花、平面的な花、季節の花の順に束ねていく
次はお花を束ねていきます。
まず立体的なお花を集め、丸くなるようにかわいく束ねていきます。
そして平面的なガーベラを周りに入れます。
さらにスターチスを、束ねた部分をゆるめた間に均等に入るように入れていきます。

3 最後に葉物でブーケを覆うように入れていく
ユーカリをブーケの周囲に入れていきます。

4 水切りをする
水の中で茎を揃えて切ります。水の中で茎を切ることによって水が花の中に吸い上がって、お花が元気になっていきます。

5 ブーケを麻ひもで束ねる
ブーケを束ねていきたいと思います。机に花をぎゅっと押し付けて、紐を少し長く置いてから茎を束ねた部分をぐるぐる巻き、最後に固結びをします。
リボンで飾り、ブーケの出来上がりです。

〜Lesson2 スパークリング×手土産バスケット〜

バスケットにおみやげを詰めていきます。

1 新聞紙を丸めて底に敷き詰める
大きな日本酒の瓶が入るので、新聞紙を使いしっかりと瓶を留める枠をつくっていきます。

2 新聞の上にランチョンマットを敷き土台を作る
ある程度新聞紙で底ができたらランチョンマットを敷いて。片側から少しはみ出す感じの方が可愛くなります。そして反対側は柄入りのランチョンマットを入れはみ出させます。

3 フローラルスパークリングを入れる
初めにフローラルスパークリングの瓶を入れていきます。ラベルがすごくかわいいので、ラベルが見えるように入れていきます。

4 お酒の後ろに高さのあるものを入れる
スパークリングの瓶の後ろに高さがあるお土産を入れていきます。

Lesson1で作ったブーケを入れていきます。ブーケをそのまま入れると倒れてしまうので、カゴとランチョンマットの間に挟んでいきます。

Point ブーケはランチョンマットの間に挟む

5 瓶詰めの重たいものを日本酒の反対側の下に入れる
瓶詰めのものは下に入れます。お酒が重たいので、反対側にも重みを出すように下の方に入れていきます。

6 袋入りのものを使い、瓶詰めのお土産をとめるように入れる
袋入りのものを、瓶詰めのお土産をとめるように後ろに入れていきます。

できあがりました。
全体のポイントとしては、新聞紙で底を作ってあげると綺麗に仕上がります。

〜Lesson3 スティル酒×ボトルネックフラワー〜

次はスティル酒にあわせてボトルネックフラワーを作っていきたいと思います。

〜準備するもの〜
紐(40センチを3本用意)
アーティフィシャルフラワー
グルガン or 接着剤
ハサミ
麻ひも

1 紐で三つ編みを作り、麻紐でとめる
紐を3本合わせて5センチくらいゆとりを持たせた部分を机に置き、ガムテープで貼り付けます。
紐を三つ編みにし、1本にまとめていきます。きつめに縛った方が綺麗なラインが出てきます。反対の端も5センチくらい残して麻紐で留めます。これは、ほどけないように仮留めで一旦しばります。

2 三つ編みを輪にして麻紐でとめる
三つ編みを丸く円を描くように回し、重ねた真ん中部分を麻紐で縛っていきます。
縛った部分はアーティフィシャルフラワーで隠していくので、麻紐は短めに処理をお願いします。

ボトルの大きさによってネック(輪っか)のサイズを変えてください。

Point ボトルのサイズに合わせてネックの長さを調節する

3 先端部分をほどきタッセルを作る
紐の先端部分を楊枝やピックなどでほどいてタッセルを作っていきます。絡まりやすいので気をつけながら、優しくほぐしていきます。
タッセルをほぐし終わったら、先端をハサミで切り、整えていきます。完成が美しくなるのでしっかりと整えてください。

4 アーティフィシャルフラワーを中心部に接着剤でとめる
まずアーティフィシャルフラワーの葉で麻紐の結び目部分を隠します。
アーティフィシャルフラワーの後ろ側に、たっぷりめにグルガンの接着剤をつけ、先程の葉に重ねてしっかりとつけていきます。

ボトルの首にかけて完成です。

背の高いボトルだと長めのタッセルでも決まります。小さめのボトルの場合は、タッセルを短めにカットしてかけてあげるとバランスが綺麗になります。

〜Lesson4 デザート酒×エディブル&ハーブ〜

次はデザート酒と、プラスチックカップに詰めこんだエディブルフラワーとハーブをお土産スタイルにしていきます。

〜準備するもの〜
フタ付きプラスチックカップ
ハーブ&エディブルフラワー
フルーツ
炭酸水

いろんな種類のハーブを用意してください。ローズマリー、オレガノ、ミントなど、お好みのもので大丈夫です。

1 フタ付のカップにお好みのハーブやエディブルフラワーを入れる
フタ付のプラスチックカップを用意します。そしてこの中にハーブとエディブルフラワーを入れていきます。あとお好みでフルーツを入れても大丈夫です。

蓋を閉める前に霧吹きを用意してひと掛けすると、エディブルフラワーとハーブに効果的で長持ちします。

Point 霧吹きで水をかけておくと長持ちする

2 お好みのハーブやエディブルフラワーをグラスに入れる
先ほどカップに詰めたハーブやエディブルフラワーを女子会などに持っていって、お好みのハーブとエディブルフラワーやフルーツをチョイス、グラスに入れてオリジナルのカクテルを作ってみましょう。

3 デザート酒を注ぐ
私のお勧めとしては、ローズマリーとフローズンのパイナップル、ここにデザート酒を注ぎます。
最後に炭酸水やジンジャーエールなどを入れるとオリジナルのカクテルになります。

ぜひみなさん、いろいろ試してみてくださいね。

【MIZUBASHO 公認ミューズ プロフィール紹介】

宮平亜矢子
フラワーアーティスト
食空間コーディネーター

余白の美にひかれ、20代で生け花の世界に入る。フラワー講師やイベントプランナーを経て、独自の生け花をベースにした沖縄スタイルのフラワーデザインを確立。
「オンリーワンの演出で、場の空気を変え、人の心を動かす」をコンセプトに株式会社AI TERRACEを設立。
現在は、沖縄を拠点に音楽やアートイベントを企画、運営するほか、「Flower life Design Ai」を主宰し、ホテルや企業などのウェディングやパーティーのデコレーションを幅広く手がけている。
色彩豊かなフラワーアレンジやテーブルコーディネートに定評があり、県内外からの仕事依頼も多い。女性のライフスタイルを豊かにする専門家として、メディア多方面への出演、執筆活動をおこなっている。